3月もあっという間に９日が経ちました。
そして明後日は3月11日。
東日本大震災から10年が経ちます。
東日本大震災でもそうでしたが、
阪神・淡路大震災が起こった時も
テレビ越しではありましたが、あの悲惨な状況を、
そして、地震の恐ろしさを目の当たりにしました。
先日も大きな地震もありましたね。
長野県は震源地に比べたら揺れは少なかったですが、
それでも揺れました。
今日は、そんな恐ろしい地震があった時に
少しでも被害が少なくなる
「安全な家」についてのお話です。
安全な家とは？
安全な家にするためには色々な方法や対策があると思いますが、
今回は、整理収納と絡めて、
「モノを減らす」
ということに
焦点を当ててお話したいと思います。
早速結論から言うと、
安全な家にするために大事なこと、
それは
「モノを減らすこと」です。
私の中で、安全な家にするための大前提ではないか、
思っているのが、この「モノを減らす」です。
なぜ「モノを減らす」のか。
それは、
モノが凶器になるからです。
例えばキッチン。
キッチンには、包丁やハサミ、お皿など、
地震でそんなモノが飛んできたら…
と想像するだけで恐怖ですよね。
また、モノが多いと、
怪我や圧死というリスクも上がるそうです。
私は実体験として経験はないのですが、
テレビの映像や本などの情報からそのことを知り、
モノはなるべく減らしてきました。
私がモノを減らす時に考えているのは、
「代用できるモノを使う」
ということです。
防災用のためだけに準備しておくのではなく、
（非常食などは別ですが）
例えば、キャンプ用品は日用遣いもでき、
防災でも役立ちます。
我が家では、ソファーは手放し、アウトドア用のチェアを
普段から使っています。
すると、アウトドアチェアをわざわざ収納しなくとも
普段も使い、アウトドアでも使い、
非常時にも使えると考えました。
これが、我が家のリビングチェア。
（アウトドア用の折りたたみチェア）↓↓↓
「モノを減らす」ことで、家の中がスッキリします。
スッキリした家というのは、安全な家でもある。
地震大国の日本ですから、
このような時期に
是非家の中を見直しましょう！！
＜この記事を書いた人＞
北欧式整理収納プランナー/住宅収納スペシャリスト
角田かな
幼少期はカナダで暮らす。9年間の多忙な教員時代（途中産休・育休）を経て東京から長野県佐久市に移住。家を建てることをきっかけに整理収納への興味に拍車がかかり、新築計画の過程で設計段階から積極的に関わるり整理収納、断捨離に加えミニマリズムについて探求。「好き」が高じて北欧式整理収納プランナー、住宅収納スペシャリストの資格を取得。カナダ生活での「幸せ」のあり方やデンマーク旅行で目の当たりにした、現地の人々の豊かな暮らしを参考に、シンプルな生活で手に入る「心が豊かな暮らし」をお片付けサポートや“北欧式”整理収納講座で提供中。